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ルチルで4冊

2009.09.18 *Fri
水曜日に買った本。

恋情 (幻冬舎ルチル文庫 た 1-22) 銀とシュガースノー (幻冬舎ルチル文庫 け 1-5)
不条理で甘い囁き (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-23) 愛の弾丸 (幻冬舎ルチル文庫)
恋情 (幻冬舎ルチル文庫 た 1-22)
高岡 ミズミ 商品詳細を見る
銀とシュガースノー (幻冬舎ルチル文庫 け 1-5)
玄上 八絹 商品詳細を見る
不条理で甘い囁き (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-23)
崎谷 はるひ 商品詳細を見る
愛の弾丸 (幻冬舎ルチル文庫)
小川 いら 商品詳細を見る

いつものことだけど、平台の上で崎谷さん、高岡さんを手にしてから、玄上さんの名前に1冊拾い上げ、その後小川さんを買おうかそれとも椎崎さんを買おうか、珍しくかなり迷った。
でも、表紙のオヤジ(本当のオヤジなのか、唯の無精なのかはまだ不明)の無精ひげらしきものに惹かれてこちらに決定。
やっぱり、三つ子の魂百まで、とはよく言ったもので、迷うと最終的に表紙で決めることが多い。
とくに、同じレーベルで同じ日に発売、のときにそんな傾向があるみたいだ。
木曜から金曜にかけて、犬飼ののさんのそして蝶は花と燃ゆを読む。

幼い頃に時代劇と任侠映画が大好きだった私は、今でも博徒とか任侠とかの文字に惹かれる傾向があり、気がつくとその手の話を手に取っていたりするんだけど……。

話の最初の方で、組長の息子に生まれた桐弥が、その組長である父から受け継いだ博徒の才故に、高校生でありながら、賭博の胴師をつとめるシーンが出てくるんだけど、思わず、古い映画を思い出してしまった。
かなり古い映画で、私の中の記憶もかなり薄らいでいるんだけど、蝋燭の炎が揺らめく賭場で片肌脱いだ女胴師が、鮮やかにツボを振ると、巻かれたさらしの下にほんの少し彫り物が見える、そんなシーン。
子供心に、そのツボを振る女優さんが、すごく格好良く見えてました。

さて、本の方なんですが……・。
思わず、昔の古い記憶を呼び起こすぐらい、細かな描写がされていたりもするんですが、その反面、どこか微妙な気がしました。

組のために兄弟の杯を交わした雨柳と桐弥の間には、物語の最初から微妙な揺らぎがあり、また言葉にしがたい感情があるとは思います。
でも、桐弥が暖かな思いを向けているのは自分の世話役の水無月で、雨柳に向けているのは甘やかな感情とかではなかったと思います。
その桐弥の気持ちが、最終的に自分の身体を張ってでも雨柳を守ろうとするような強い気持ちに変わっていくんですが、その経過が、私には良く理解できませんでした
こちらはどう見ても最初から桐弥に執着していた雨柳が桐弥の身体を求めた時、中途半端な覚悟しかなかった桐弥は逃げてしまい、そのことに焦れたのか雨柳が全てを投げ出そうとする。
そうして、雨柳が背を向けた途端、その背中に負う荷の重さを知ったからと言って、気持ちが変わるものでしょうか?
尊敬とか敬愛とかと、恋愛の情は違うんじゃないでしょうか?
それとも、そもそもが普通の恋愛ではない、互いの命を賭けるような強い結びつきこそを、作者は書きたかったってことなんでしょうか? だったとしたら、なおさら微妙と言わざるを得ないんだけど…。

そして、その微妙さは、組長亡き後代目を継承する雨柳にも言えます。
桐弥をその博徒としての才能込みで希求するのは理解できるんですが、組織の長となる、ましてや博徒の長となる雨柳なのに、あまりに感情に支配され過ぎな気がします。そのくせ、自分に近しい人間の気持ちすら把握できてない……こんな長じゃ、組は保たないんじゃ………。
どれだけ、資金を稼げる人間だったとしても、人を見抜く目と人を育てる懐の深さがなくては、長としては先が見えないんじゃないでしょうか。

と、こんな疑問が消えなかったから、最後まで納得できなかったのだと思います。
いや、いっそ、その世界を殺伐と描く方が良かったんじゃないか、桐弥は最後まで組のためだけに、組長である雨柳を全てを投げ出して支える、それで良かったんじゃないかと思います。
そうでなければ、いっそ、もう少しBLらしい方に舵を切るか。
……申し訳ないですが、なんとなく消化不良感を覚える本でした。
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今は無き「青磁ビブロス」が出していた、雑誌化される前の「b-boy」の記念すべき第1巻から読んでいる、筋金入り腐女子です。
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