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いとし、いとしという心

2009.06.30 *Tue
互いに交わらない恋心を抱えて、身体だけを繋げて
その先にあるものは、何ですか?

いとし、いとしという心 (ビーボーイノベルズ)いとし、いとしという心 (ビーボーイノベルズ)
(2009/06)
かわい 有美子

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すごく、迷いながら書いてます。

だって、これ、感想じゃないから。
いや、もう、言ってしまいます。
今回、キャプションは何だったの?と言われてもしょうがないくらい、途中まではそれなりにだけど、途中からは妄想劇場です。それでも良いと思われたら、どうか最後までおつきあい下さい。

この話、有名旅館の跡取り問題などの複線はありますが、結局のところ、死んでしまった幼なじみ・荘一を想い慕う侑央と、その侑央を想い希求する荘一の弟・千秋の話です。
老舗旅館の次男として生まれた千秋は、老舗にありがちな長男偏重の環境で、ある意味、諦めることを覚えて育ちました。
そんな千秋が幼い頃から執着したのは、隣家の一人息子・侑央だけでしたが、その侑央も兄である荘一を慕っていました。しかし、荘一は侑央のそういう気持ちを組むような人ではなかったので、恋情に苦しんでいた侑央の心の隙間をつくようにして、千秋は侑央の身体に触れたのです。
そんな関係は千秋が高校を卒業し東京の大学に進学したのを機に終わりを告げ、それから10年、千秋は京都に戻ることはなかったのですが、兄の死をきっかけに侑央と再会した千秋は、旅館の後継問題を楯に侑央の身体を手に入れます。
そこから先は、旅館の経営者として努力する一方で侑央を恋求める千秋と、京都の紙司の跡取りとして千秋に負けないよう努力する侑央の揺れる心の機微が描かれるのですが、すぱっと明快な結果があるような話ではありません。
ある意味、すごく中途半端な状態のまま終わっています。(逆に、それこそが揺れ動く心そのままを映していると言うことでもあり、石畳をしっとり濡らすような情緒もあるのですが…)

読み始めたときは、“最後には侑央も千秋を想うようになってるんだろうな…”と思っていたのですが、侑央は思いのほか頑なで…(苦笑)
なので、今思うのは、幼い頃は次男と言うことで余り顧みられず、長男とはかなり差をつけた扱いしかされなかったのに、長男が亡くなった途端重い荷物だけを背負わされた千秋への同情ばかりです。
それこそ、成績優秀で見目も良く性格も良かったという割に、人の心を思いやる想像力に欠けていた荘一にいつまでも想いを残す侑央に、なんでやねん?と言いたくなるくらいには、千秋の肩を持ちたい私がいます。
それ以前に、大人しく控えめだが芯は強く責任感も強い、と言った感じに描かれている侑央は、私から見れば苛つくタイプでしかありません。そう、私的に侑央は儚げだけど、同情できないタイプです。
なので、感想と言えるようなものは余り浮かばないんですが………

ちょっと、妄想してしまいました。
いや、別に和服Hとかではなく、これから数年後の二人を、です。

侑央は、たとえ千秋との肉体関係が続いていても、両親とかに強く結婚を望まれたら、親が薦めるままの相手と結婚とかしそうな気がします。
そして、侑央が結婚すれば、それまでは断固として結婚とかしなかっただろう千秋も、跡継ぎを作るためだけに結婚するかもしれません。
それでも、千秋の侑央への執着が消えるとは思えないので、千秋は機をうかがって再度侑央に手を伸ばすんじゃないでしょうか?
他人の夫となった千秋に、ほとんど無理矢理のように抱かれて泣き、傷つき、動揺する侑央。
でも、そうなって初めて、侑央は自分の隠されてきた気持ちに気がつくかもしれません。
だって、数年有れば侑央だって、千秋のことを想う気持ちが育っているはずです。
苦悩しながら、それでも関係を断ち切れない二人の関係に、その妻達のどちらかでも気がついたら。
もしくは、侑央を他の誰かと共有することに千秋が耐えられなくなったら!?

  「京都井筒屋殺人事件! 老舗旅館に咲いた徒花!!」

……ほとんど、火●サスペンス劇場ですね。
でも、黒喪服の似合う美人な侑央は、サスペンスのヒロインって似合いそうだと思いませんか?

嫌よ、嫌よといいながら、男の熱い想いに引きずられて、和服を乱すヒロイン・侑央。
お誂え向きに、その右目には泣き黒子まで…。

考えるほどに、妄想はサスペンス劇場化してしまいます。
なので、かわい先生には早く続きを書いていただきたいです。
……あれ? 有るんですよね、続き?


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今は無き「青磁ビブロス」が出していた、雑誌化される前の「b-boy」の記念すべき第1巻から読んでいる、筋金入り腐女子です。
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